Beautiful eyes

2020年1月【FLYING HONU】カウチ&プレエコ搭乗記!ホノルル路線新規就航で話題のANA/A380ってどんな機材?

アバター
WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -
アバター

いよいよ待ちに待った瞬間がやってきました。

2019年5月24日より成田-ホノルル路線に就航した

エアバスA380 通称FLYING HONU(フライング ホヌ)

に乗ってきました!!それがこちら!

 

どーん!!いや、超でかい!!!

1年前から計画を立てようやく実現させることができたので、備忘録を兼ねて世界一デカい飛行機のレビューをしてきます。

合わせて読みたい

シンガポール旅行で利用した「ANA/B787-9搭乗記」です。

グアム旅行で利用した「ユナイテッド航空搭B737-800乗記」です。


A380/FLYING HONUの詳細

この度、成田―ホノルル路線で導入されたA380がこちらの3機

 

ハワイらしくウミガメをイメージしたデザインとなっており、愛称は【空飛ぶウミガメ】の意味を持つ

FLYING HONU

です。

【ハワイの「空」ANAブルー:通称「ラニ(Lani)」】

【ハワイの「海」エメラルドグリーン:通称「カイ(Kai)」】

【ハワイの「夕陽」サンセットオレンジ:通称「ラー(La)」】

順次導入する「FLYING HONU」3機はそれぞれハワイの「空」・「海」・「夕陽」をイメージした色とウミガメの表情をデザイン。(2020年1月24日に、3号機のサンセットオレンジの塗装が完了しました。)

ハワイに飛び立つ前からハワイ気分♪

そんなANAのA380/FLYING HONUがどのような機材なのかを整理していきます。

  往路 復路
出発地 成田空港 ダニエル・k・イノウエ国際空港
航空会社 ANA/全日空
機材 airbus A380
便名 NH184便 NH183便
出発予定時刻 20:35 11:30
到着予定時刻 現地時刻8:25 現地時刻15:55(翌日)
フライト時間 6時間50分 9時間25分
ANA必要マイル 往復35,000マイル~
航空券の平均金額 往復100,000円~

ANAが満を持して投入したFLYING HONUは、ご覧の通り成田空港からのみフライトしています。

扶桑町在住の自分としてはかなり不憫です。いや正直超めんどくさい・・・。

しかし、乗りたい気持ちが強すぎるため、わざわざセントレアから成田へと向かいました。毎度家族にはわがままを聞いてもらって・・・さーせん(笑)

ちなみにご存知の方も多いと思いますが、自分が乗る便名(上図の赤字)は必ず覚えておいてください。

  • 出入国カード
  • 税関申告書

の記入時に必要になります。

A380のシートマップ

成田―ホノルル路線で導入された機材はairbus社のA380。

そのシートマップはと言うと、

 

世界最大の飛行機ってだけあって、座席数はなんと520席仕様!

 

以前までメインで使用されていたB787-9と比べてみると、

B787-9 A380
座席数 246席 520席
ファースト なし 8席
ビジネス 40席 56席
プレエコ 14席 73席
エコノミー 192席 383席

ビジネスクラスは4割増し、エコノミークラスも2倍!プレミアムエコノミーは5倍以上!!

そしてなんといっても、ANAホノルル路線初のファーストクラスの新設!座席数は8席。

世界最大に相応しい2階建てで、

・1階⇒383席(エコノミークラス)

・2階⇒137席(プレミアムエコノミー以上)

2階のゆったりさに比べて、1階は中々な密度でした。

【往路】日本初!ANAカウチが楽すぎるエコノミークラス

 

今回のフライトでは、往路と復路で違うクラスを利用してきました。

まず往路で利用したエコノミークラスのレポートから!

エコノミークラスの様子

エコノミークラスは、

 

3列シートと、

 

4列シートの2種類が、3-4-3の並びで配置されています。この4列シートの写真が自分達が実際に利用した座席です。

贅沢に3人で4席を利用させていただきました。

主な特徴は

  • 最新薄型軽量シートを採用
  • 13.3インチのクラス最大級タッチパネル式パーソナルモニター(最前列は11.6インチ)
  • ヘッドレストは6方向に調整可
  • 34インチのシートピッチ
  • PC電源、USBポートを装備
  • 2種類のファブリックを採用

現行と比べ、パーソナルモニターが9インチから13.3インチへ拡大。

映画も約100種類の中から選ぶことができて、

 
 
 

 

個人的に大好きなONE PIECEの最新映画も観ることができました。

 

機内安全を確認するムービーは、ハワイ路線限定のオリジナルムービーです。

いつもはあまり観てないんですが、FLYING HONUを連想させる3匹のカメから目が離せなくなりました(笑)

ブルーとグレーの新ファブリックを採用し、これまでとは違った印象のエコノミークラス。

その中でも、自分達が利用したエコノミークラスは一味違います。

ANAはこのホノルル路線に、日本発のカウチシート

『ANA COUCHii/ANAカウチ』

を導入してきたんです。

 

ANAカウチは人数に応じた追加料金を支払うことで、窓側席であれば3席、中央席であれば4席を

ベッドのように利用できるシートのこと。

エコノミークラス383席中の60席に導入されています。

日本初の試みってところが、FLYING HONU&ホノルル路線に賭けるANAの強い気持ちを感じますね。

自分達は中央の4席を3人で利用しました。シートマップでいう一番後方の座席です。

 

レッグレスト(赤い紐の下部分)を上げると、

 

フラットのベッドが完成!そんなに広くはないんですが、横になるには十分。

 

子供は爆睡!カウチシート専用シーツや枕も用意されているのも嬉しいサービス。

自分たち以外にも子連れファミリーが多くいてカウチシートを利用していました。

💡POINT

子供が疲れないように横に寝かせてあげるのが主な用途だと思いました。

子連れにも大変人気な海外旅行先のハワイですから、そういった人にとってはカウチシートはかなり有難いですよね。

もちろん4席を2人で使用するなら大人2人でも行けそうな感じはしました。

エコノミークラスの機内食

突然ですが、皆さんは「bills/ビルズ」って聞いたことありますか?

シドニー発のbillsはパンケーキで有名ですよね。そんなbillsが、ANAとコラボレーションして機内食を提供してくれているんです。

 

  • ポークシュニッツェル
  • マッシュポテト
  • ポーチドエッグ
  • 味噌でマリネした茄子のソテー
  • ジャスミンスモークサーモンサラダ
  • 枝豆ときゅうりのサラダ
  • ハーゲンダッツ

billsのオーナーシェフであるビル・グレンジャー氏が考案・監修したメニューだそうです。

割とボリューミーなので、搭乗前は空港で食べ過ぎないように要注意(笑)

ちなみに子供は、お決まりのチャイルドミールを注文。

 

かわいらしいオムライスにミートボール、タコさんウインナーのタコになってないverなど、子供が好きそうな物がチョイスされています。

 

機内食を食べ終え、暫くして就寝。エコノミーで横になって眠れる日がくるなんて夢にも思っていませんでした。

ちなみに、

 

到着すると、通路の天井がレインボー色に輝き、ハワイムードを掻き立ててくれました。

カウチシートで体調も万全!ばっちりハワイを楽しめますね!


【復路】やっぱり違う!2階席のプレミアムエコノミー

 

ここからは復路編です。

復路便に利用したのはFLYING HONUのプレミアムエコノミークラス。

往路で利用したエコノミークラスのカウチシートがあまりにも楽だったので、それ以上を期待してしまいますが、果たして・・・。

それでは早速レポートしていきましょう!

乗る前から待遇が違うプレミアムエコノミー!ANAラウンジからのまさかの搭乗!

A380は2階建てと最初にご紹介しましたが、

  • ファーストクラス
  • ビジネスクラス
  • プレミアムエコノミークラス

の3クラスがゆったりとアッパーデッキ(2階)を独占しています。

1階と2階でわかりやすく差別化を図っているので、特にプレエコを利用する自分としては、なんだか気分が良かったです。

そんなプレミアムエコノミーなんですが、実は飛行機に搭乗する前から嬉しいサービスを受けることが出来ます。

それがこちら!

 

ANAラウンジの利用です。このANAラウンジは、

  • ファーストクラス
  • ビジネスクラス
  • プレミアムエコノミークラス
  • ANA上級会員

のみが利用することを許された至宝のラウンジなんです。

ホノルルANAラウンジ潜入記

FLYINGHONUの就航に合わせて、ダニエル・k・イノウエ国際空港に新設されたANAラウンジの潜入記です。

 

このANAラウンジはエコノミークラスの搭乗ゲートの真上に位置する2階にあります。

 

そしてプレエコ以上のクラスは、このANAラウンジからアッパーデッキへと搭乗することが可能になっているんです。

この勝ち組感がすごくないですか(笑)

飛行機に乗る前からエコノミークラスでは味わえない至福の時を過ごすことができます。

 

ANAラウンジと飛行機が接続されているのが新しい!

ちなみに、ANAラウンジからではなく1階の搭乗ゲートからでも飛行機に乗ることができます。

 

A380に搭乗したら、こんな感じで2階のギャレーに繋がる階段を登って座席へと移動。

でも、せっかくなのでANAラウンジを利用したままアッパーデッキに乗り込みたいですよね(笑)

(注)フライト中はその階段も扉はしまっていました。

合わせて読みたい

セントレアのカードラウンジ「プレミアムラウンジ」の潜入記♪

プレミアムエコノミーの様子

それでは早速プレエコについてレポートしていきます。

まず飛行機の中に入ると、

 

ビジネスクラスの人向けに新聞や雑誌が置いてあって、自由に持っていくことができます。

CAさんに聞いてみると、プレエコの方でも持って行って良いそうです。

おそらくビジネスクラスの方は先に優先搭乗しているので、プレエコの人が搭乗するころには余りものってことでしょう(笑)

 

自分の座席は、往路の時と同じく一番後ろの座席を選択しました。そこから見た機内の様子はこんな感じでした。

特に印象的だったのが、自分の席から数えて3列目と4列目の間はかなり広めのスペースで、反対側への行き来がスムーズにできる通路になっているんです。お手洗いに行くのにもストレスフリーでgoodでした。

一度味わうとやめられなくなる理由って、こういった些細なところなんでしょうね。

 

離陸前にはエコノミーではなかったサービスがあって、CAさんが、

  • マスク
  • アイマスク
  • 歯ブラシ
  • 耳栓

などのアメニティーを配ってくれたんです。こういうちょっとした心遣いって嬉しいですよね。

 

それでは座席の紹介に移ります。

 

プレミアムエコノミーの主な特徴としては

  • ゆとりある38インチのシートピッチ
  • レッグレスト、フットレスト完備
  • 15.6インチのクラス最大級タッチパネル式パーソナルモニター(最前列は11.6インチ)
  • ヘッドレストは6方向に調整可能
  • 携帯電話など、小物の収納スペースが充実
  • 約90度に回転する大型テーブルを採用(通路へのアクセスが容易)
  • PC電源、USBポートを装備

 

エコノミーと比べて横幅は多少広くなったかな?ぐらいなんですが、

 

足元はかなりゆとりがあるように感じました。

 

背もたれとレッグレストは座席横のボタンを押しながら倒します。

 

約170cmの自分が、背もたれを倒しレッグレストをあげて横になっても、前の座席に足があたるこはなかったので、結構ゆとりがあると思います。

 

前の人の座席の下に手荷物を置かなければ、より広さを感じますね。

point

特にホノルルから日本に向かう場合は、ジェット気流による風向きの関係でフライト時間が長くなります。

往路:6時間15分

復路:9時間40分

3時間以上も余分に時間がかかる分、身体の負担が緩和されるプレミアムエコノミー以上の座席は需要がありますよね。

 

一見ただのアームレストなんですが、

 

中にはテーブルが収納されていて、前後に移動も可。背もたれを倒しても手前に引くことができちゃいます。

 

ペットボトルがしっかりと入るドリンクホルダーが完備されているのも地味に有難い。

 

読書灯は自分の定位置へと調節可能。(1度も使用していないですが・・・)

 

USBポートもしっかり完備されているおかげで、充電を気にせずipadやswitchを使うことができました。

 

モニターもより大画面に!エコノミーでも十分すぎるくらい大きなモニターだったんですが、更にインパクトのある画面にアップグレード。

 

モニターを操作するリモコンはコードで繋がっていて、自分の体制を変えずに操作できます。

更にはリモコンにタッチパッドが採用されていて、親指を動かせばその通りにモニター上を操作できるのも新しいですね。

プレミアムエコノミーの機内食

機内食の前にドリンクサービスが始まりました。

 

自分はコーラを頼んだんですが、なんとレモン入り!他にもライムを入れることができるそうです。

この時点からエコノミーとの差別化を感じます。その他のドリンクメニューはこんな感じ。

ソフトドリンクメニュー
  • 香るカボス ※はちみつ入り
  • オレンジジュース
  • アップルジュース
  • トマトジュース
  • コーラ
  • コーラゼロ
  • スプライト or セブンアップ
  • スパークリングウォーター
  • ミネラルウォーター
  • 牛乳
  • 緑茶(温・冷)
  • ほうじ茶
  • コーヒー
  • ディカフェコーヒー
  • 紅茶
  • コーンスープ

 

アルコールメニュー
  • 日本酒
  • スパークリングワイン
  • 赤ワイン
  • 白ワイン
  • ビール
  • ウイスキー
  • ジン
  • ウォッカ

また、プレミアムエコノミーは、1食目から2食目の間にビジネスクラスで提供されるビジネスクラスセレクションの一部のドリンクも注文できます。それが、

  • シャンパン
  • ワイン
  • 日本酒
  • 梅酒
  • 焼酎

です。(注文できる銘柄は、その日により異なります)

機内でシャンパンを頂けるなんて贅沢極まりないですよね。・・・でも自分はコーラ(笑)

 

 

続いてお待ちかねの機内食の紹介です。

プレミアムエコノミーの機内食は

  • 赤魚西京焼き
  • ハワイアンチキンとガーリックシュリンプ

の2種類のメイン料理を選ぶことができます。

共通しているサイドディッシュで、

  • ケイジャンチキンとマヒマヒのマリネ
  • マウイオニオンとポテトサラダ
  • ブレッド
  • フルーツ
  • アイスクリームまたはソルベ

です。自分たちは夫婦でそれぞれをチョイスしてみました。

まずは赤魚西京焼き。

 

まず自分がびっくりしたのが、全て食器(陶磁器)に乗っているってところ。これはちょっと感動しました。

料理も温かく・・・むしろ熱々で提供してくれたのでより美味しく頂きました。

続いてハワイアンチキンとガーリックシュリンプ。

 

こちらも熱々。ガーリックシュリンプはプリプリで歯応え抜群。チキンも柔らかかったです。

 

子供のチャイルドミールになります。往路と同じような内容のオムライスにソーセージなど。イルカの形のハムが可愛らしい。

このチャイルドミールもお皿に盛りつけてくれていました。

 

お口直しにマンゴーのソルベ。これまた美味しい!

 

成田到着前に提供される軽食の前までの間、自分の好きなタイミングでスープパスタを頼むこともできます。

 

そして軽食。こちらはチャイルドミールも似たような内容で、ハンバーガーとフルーツでした。

 

ちなみにギャレーには

  • パイナップルプリッツ
  • キットカット
  • おつまみ

などが置いてあって、自由に頂いてOK。お手洗いに行った時などに子供の為に頂いたので子供も満足。

エコノミークラスと比べて、全体的に機内食は上質な印象を受けました。

まとめ

2019年5月24日から就航したANAのA380-FLYING HONUについてレビューしていきました。

ハワイって楽しいところですよね。そんなハワイに行く前からウミガメのイラストが可愛い飛行機がハワイ感を演出してくれます。

日本では史上初のカウチシートもファミリーにはとても有難かったです。

ダニエル・K・イノウエ国際空港に新設されたばかりのANAラウンジから乗り込んだアッパーデッキは、ハワイ旅行が終わってしまう気分を緩和してくれるかのうようで、とても気分のよい時間を過ごすことができました。

まだまだ新しいANAのA380-FLYING HONU、是非ハワイに行く際の選択肢にしてみてはいかがでしょうか。


この記事を書いている人 - WRITER -
アバター

Comment

  1. I blog often and I really thank you for your content. The article has truly peaked my interest.
    I will book mark your site and keep checking for new information about once per week.
    I opted in for your Feed too.

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© Luana.moe/ EYE , 2020 All Rights Reserved.